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外国人が母国で運転免許を持っている場合、切り替え手続きをすることによって、日本の運転免許が取得できます。ただ、幾つか注意点があります。
■切替えの条件
まず、外国免許証を取得した後、その国に通算して3ヶ月以上滞在していたことが必要です。ですから、中国で免許を取ってから、３ヶ月未満で日本に来た場合、切り替えることができません。また、当然ですが、外国免許証が有効期限内であることが条件です。
切り替えの手続きですが、国によって異なります。日本と相互協定を結んでいる国の場合、コンピュータ試験および技能試験は免除となりますが（二種、大型、排気量400cc以上の二輪車を除く）、その他の国の免許はコンピュータ試験および技能試験を受けなければなりません。
なお、切替え時の学科試験は、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ペルシャ語の6カ国語で受けられます。
＜コンピュータ試験および技能試験が免除される国＞
オーストラリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イギリス、ギリシャ、イタリア、アイスランド、アイルランド、ルクセンブルグ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、オーストリア
■申請時に必要なもの
①有効期限内の外国運転免許証とそのコピー
②パスポートとそのコピー
③外国人登録証明書とそのコピー
④外国免許証の翻訳文（取得国の在日公館又は日本自動車連盟（ＪＡＦ）が作成したものに限る）
※JAFでは3000円で翻訳してくれます。
⑤6ヶ月以内に撮影した顔写真1枚（3cm×2.4cm）
⑥手数料および試験料
※手数料は4,500円、試験料は１回2,400円です。
■その他の注意点
運転免許センターでは、世界各国の政府が発行している免許証のサンプルを持っており、外国人の免許証が正式なものなのか厳しくチェックします。ですから、自分の免許証が正式なものなのか不安な場合は、事前に運転免許センターで確認してもらうようにしましょう。
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